第51回日本骨髓腫学会学術集会(The 51st Annual Meeting of the Japanese Society of Myeloma)

会長挨拶

第51回日本骨髄腫学会学術集会開催に向けて

会長

第51回日本骨髄腫学会学術集会
会長 柴山 浩彦
国立病院機構大阪医療センター 血液内科

開催テーマ「20年の温故知新 learn from the past to create the future」
2026年5月に、大阪で初めて、日本骨髄腫学会学術集会を開催致します。

2006年に骨髄腫に対する新規治療薬のプロテアソーム阻害薬ベルケードがわが国で承認されてから2026年は、ちょうど20年目の節目の年となります。ベルケードに引き続いて、免疫調節薬、抗体薬が開発され、さらに、CART細胞治療、二重特異性抗体薬、ADCも登場し、骨髄腫の治療成績は飛躍的に向上しています。治療薬だけではなく、遺伝子診断、MRDの測定など、検査技術の著しい進歩もみられています。これらの治療薬、診断技術をどのように駆使すれば、骨髄腫患者さんに満足してもらえる治療を提供することができるのか、20年を振り返りながら考え、討議できる学会にしたいと思っています。

場所は、JR大阪駅北側に新たにできましたグラングリーン大阪の中の会場でおこないます。是非、骨髄腫を学ぶとともに、大阪の新名所を楽しんでください。